おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。
ヨシロー宅はZEH住宅のため、すべて照明はLED電球にしています。
LED=長寿命で省エネ
ということが周知されていますよね。
最近の住宅では蛍光灯を使用せず、LED電球にしているところも増えており、環境にとっても良い傾向です。
今回はLED電球の寿命と長持ちさせる方法を記事にしたいと思います。
そもそもLED電球とは?
発光ダイオードのことで、英語表記の頭文字から「LED」と呼ばれています。
LEDには蛍光灯と違いメリットがたくさんあります。
・消費電力が小さく、電気代が安い
・寿命が長い
・熱がほとんど出ない
・すぐに点灯する
この中で言えば「電気代が安い」、「寿命が長い」という理由でみなさんも選んでいるのではないでしょうか?
蛍光灯の場合だと器具自体の値段は安いものの、交換頻度が多いことや、電気代が高くなります。
そのため、LEDがおススメです。
また、夏場に照明下で作業をしていると熱くなるんですよね。そういう意味でも夜間作業する人にもLEDはおススメです。
一方デメリットは
・器具が高い
・熱に弱い
・湿気に弱い
これらがあります。
やはり器具が高くなるため、リフォームですべての照明器具を変えるとなると大変です。
しかし、現在は器具も少しずつ安価になってきています。メーカーを選んで購入するといいかもしれませんね。
LEDの寿命は?
LEDの寿命はだいたい10年程度といわれていますね。
ではLEDが切れた時はどうなるの?
と疑問に思う方も多いです。
結論からいうと「LEDは切れません!」
しかし部品の劣化で寿命を迎えます。
どういうこと???
LEDは電子が移動する時に出る光を利用しているので、原理的に寿命がありません。
LEDの寿命は光を制御するための部品等が劣化するために起こる出来事です。
つまり、LEDが寿命を迎えると蛍光灯のように「チカチカ」して点滅したり、突然消えるのではなく、少しずつ暗くなっていきます。
一般社団法人日本照明工業会は購入時のLEDの明るさを100%とした時に、明るさが70%になったときに「LEDの寿命を迎えた」としたわけです。
その明るさが暗くなってくるとされている時間は一般的には4万時間とされています。
1日8時間使用すると、13年使用できることになります。
よって「寿命は約10年」ということになりますね。
あまりにも長く使用してしまうと、発火などの事故につながるため注意が必要です。
LEDを長持ちさせる方法
LEDの寿命は部品の劣化により短くなることもあります。
ではどうしたら劣化させずに使用できるの???
これからLEDにしっかり4万時間働いてもらうための方法を教えます。
高温多湿にしない
LEDのデメリットの中で書いたように「熱、湿気に弱い」です。
つまり高温多湿!!!
梅雨から夏場にかけての時期はLEDにとって最も過酷な環境になるんです。
LEDの説明でも書きましたが、LEDの寿命は部品の劣化による影響のため、高温多湿では部品の劣化が早まるんです。
つまり、このような環境下では、LEDの寿命は早く訪れます。
最近の家では計画換気がされて湿度も安定していますし、高断熱化で屋外の気温に影響されにくくなっています。また、24時間空調により高温多湿になりにくい環境になっていますね。
しかし、浴室は高温多湿になりやすいです。
一般のLEDだと早く寿命を迎えてしまうため、メーカー推奨の密閉器具対応のLEDを使用しましょう。
連続で使用しない
LEDは「熱をほとんど出さない」というのがメリットです。しかし、熱が発生しないわけではありません。
連続で使用した場合、熱がこもっていき結果として部品の劣化を早めてしまいます。
使用していない部屋などは電気代のことも考えれば、こまめに消灯するのが良いです。
トイレなどの使用時間が限られている場所はLEDは有効です。
点灯、消灯の回数は寿命には無関係です。
おわりに
長寿命で省エネという便利なものが出来ましたが、寿命は永久ではありません。
日頃から事故に繋がらないように定期点検をするなどして上手につきあっていきたいですね。