低気密のZEH、HEAT20 G1レベルの家は無暖房でも快適なのか?

おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。

最近「快適な暮らしアドバイザー」として色々な方の家づくりのアドバイスをしています。

某ハウスメーカーでは家づくりのセミナー講師をすることになりました。

 

とはいってもヨシロー宅の性能

・ZEH

・Ua値 0.56(HEAT 20 G1レベル)

・低気密(気密未測定)

 

 

?「こんな家に住んでいるやつが、人にアドバイスなんかするんじゃねーよ」

 

 

って聞こえてきそうですね。

 

高気密高断熱住宅ではありませんが、この性能で快適に暮らせる方法を模索してきました。

 

快適な暮らしとは家が高性能だから実現できるのではなく、高断熱住宅の住み方をきちんと理解し、それを実現できて初めて達成できる暮らしのことだと思っています。

 

家づくりだけでなく、すでに家を購入された方も読んでもらったら参考になるブログなのでお付き合いください。

 

秋の寒暖差は激しい

 

11月に突入し、日中と朝方の温度差が激しくなってきました。

外気温でおよそ10℃も1日の中で変化します。

 

これによって自律神経が乱れて、イライラや抑うつ状態になることもあります。また、睡眠が浅くなってしまい、十分な休息をとれないため風邪を引く方も増えるのが特徴です。

 

しかし、最近の住宅は外気温の変化にあまり影響されず、快適な温度で過ごすことができます。

 

昔の家では11月にもなると暖房をつけていないと部屋が寒かったことを覚えています。

 

ではヨシロー宅では、果たして11月に無暖房で快適な温度を維持できているのか実験です。

 

低気密住宅でも無暖房で快適な温度を実現できる

<11月1日朝>

最低気温 11℃

前日の最高気温 21.9℃

昼間から夜にかけて一気に温度が低下しています。

 

それでも我が家のリビング温度は無暖房でも21.9℃と快適な温度を実現していました。

 

屋外に出るとコートがないと寒すぎるぐらいの温度ですが、家の中に入るとポカポカするんですよ。

 

これが高気密でHEAT 20 G2レベルであれば24℃ぐらいを実現できるのではないでしょうか?

 

日当たり良好な土地のおかげで日中室温が上昇

AM10時の時に撮影しています。

日当たりがいい土地なので、しっかり室内に陽が差し込んでいます。

 

我が家は真南向きの土地で、南側にある建物とは最大10m程度の距離があります。

日当たりに関する記事はこちら↓

 

土地選びの際には日当たりというのを重要視してもらいたいですね。

 

高性能住宅じゃなくても快適に暮らせる

 

我が家は決して高性能住宅ではありません。

気密性能を上げておけば、もっと人に自慢ができるほどの家になったと思います。

窓をサーモスⅡ-Hという低性能窓にせず、サーモスXもしくはオール樹脂サッシにすればもっと快適だったかもしれません。

 

コストのこと、そして僕が知識不足だったことも相まって、現在の家の性能となっています。

 

しかし、高性能ではない家でもこうして無暖房でも快適な温度を実現できています。

これを実現できている背景には、「土地」という環境が影響しています。

 

家の性能と一緒に土地の重要性を考えてください。

 

おわりに

 

僕が考える家のゴールは「住んでいる人が幸せなくらしができること」です。

 

もちろん高断熱住宅にしてもらい、健康被害のリスクを最小限にするということも重要視しています。

 

ただし、その人が望む暮らしを実現できなければ性能をむやみに上げるのは良くないです。

 

僕はこれからも我が家を実験台にして情報発信をし、皆さんが少しでも参考になったと言ってもらえるブログにしていきます。

 

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