冬になると怖いのが窓の結露ですね。
我が家では家の結露の状況を記事にしてきました。
目次
窓の性能で結露ができやすくなる
窓に結露ができることは「当たり前」のことではありません。
結露ができることによって「カビ」が発生し、アレルギーを引き起こすこともあります。
では窓から結露を無くす一番の方法は…
「窓をトリプル樹脂サッシ」にすることです。
はじめて聞いた方もいると思います。
窓には結露しやすい窓(性能が低い)と結露しにくい窓(性能が高い)があります。
順番にいうと
①アルミ → ②アルミ樹脂 → ③樹脂
樹脂サッシは性能が良いので結露しにくい、反対にアルミサッシは性能が低いので結露がしやすいということです。
多くの家庭ではアルミサッシを使用している家庭が多く、樹脂サッシを採用している家庭はまだまだ少ないのが現状です。
ちなみに僕は「アルミ樹脂サッシ」の家に住んでいます。
みなさんの家の結露の状況と比較してみてください。
11月は結露ができていません↓
12月の結露が発生した様子↓
氷点下の時の結露の様子です。少なかったです↓
樹脂サッシに変更しようと思うと、大規模なリフォームが必要になるため今すぐできる対策ではないですよね。
これから防止方法を紹介します。これを読んで結露を防止し、カビを発生させないようにしましょう!
窓の結露防止は簡単
結露とは湿気を含んだ空気が冷やされて、空気中に含まれる湿気が水滴に変わることです。
窓にできる結露は、窓の表面で空気が冷やされて発生した空気が窓についているんです。
ということは窓に空気が触れない、もしくは窓の表面温度を冷やさないというのが重要になります!
ここのポイントを押さえておけば、結露防止は簡単です。
窓の結露防止の方法その1 スプレー
窓に吹きかけるだけなのでとても簡単に結露防止になります。
安いものは数百円から、高いものは3000円もします。
効果が無くなってきた場合、シーズンで何回も吹きかける必要があるため手間がかかることも覚えておきましょう。
今から紹介する商品は高性能の結露防止スプレーです。
「イクザス 結露防止スプレー 300mL」
1000円台なのに高性能!結露防止だけでなく、断熱性能もあげてくれる優れもの。
防カビ効果もあるので、シーズンで通してカビを防止できますね。
効果期間はおよそ1か月です。
「翠光トップライン 窓用省エネスプレー寒い暑いその時」
値段は2000円台と少し高めですが、すりガラスや凸凹ガラスにも使えます。
断熱効果もあるので、シートを張りづらい窓の家庭では重宝しますね。
効果期間はおよそ1か月です。
窓の結露防止の方法その2 洗剤
家庭用の中性洗剤を使用すると、窓の表面に膜を張るため結露防止になります。
<方法>
準備するもの:水1L、家庭用中性洗剤50mL(結露がひどい家庭は100mL)、タオル
結露をしっかり拭いた後に、水と洗剤を混ぜた液体にタオルを染み込ませて窓を拭くだけです。
とっても簡単ですが、結露防止することができます。
ただし注意するべきこと!!!
この方法であれば、防止できる期間は長くて1週間です。金銭面の負担が少ないですが、1週間ごとに全部の窓を拭くのは大変ので、時間に余裕がある方だけ行ってください。
窓の結露防止の方法その3 プチプチ
緩衝材として使われるプチプチ。
プチプチした中には空気が含まれており、これが冷えた空気を室内に伝えにくくするので、断熱材と使用するといいですね。
ただし、結露防止としては難しいです。どうしてもプチプチを窓に貼ると隙間が生じてしまうので、そこに結露が発生してしまいます。
断熱効果は他の方法よりも優れているため、他の結露防止の方法と組み合わせるといいですね。
「ヘッズ 日本製 エア 緩衝材 ロール S 30cm 幅 × 5m 巻 」
窓の結露防止の方法その4 シート
シートは大きく分けて2種類あります。
・断熱タイプ
・吸水タイプ
断熱タイプはプチプチと似たものなので、結露防止には役立ちません。
結露防止をしたいのであれば、給水タイプを選びましょう。
「リンテックコマース 結露吸水シート 90cmX90cm プレーン HGK-05M」
窓にくっついた結露を吸水するタイプです。二重ガラス、網ガラスに貼れるので、どの家庭でも使えます。
また、乾燥が早いですし、乾けば繰り返し使用できるのも家計にやさしいですね。
シートの剥がし方
結露が出るシーズンが終了したあとシートを剥がす作業が必要です。
シートの剥がし方は間違った方法でしてしまうと窓ガラスを傷つけることになるので注意!
<方法>
お湯でしぼった雑巾で窓を拭きます。
ポイントお湯を使うことで、剥がれやすくなります。
これを繰る返して行ってください。
この方法で落ちない場合は、専用のシール剥がし剤を使うと簡単に取ることが可能です。
取れないからといって、ヘラでゴシゴシ擦らないようにしてくださいね。
「高森コーキ(Takamori Kohki) シールはがし剤」
窓の結露防止の方法その5 ヒーター
ヒーターは窓ガラスを温めることにより、結露を防止することができます。
冒頭でも説明をしましたが、湿気が窓ガラスで冷やされることで「結露」として目に見えるようになります。
ヒーターは窓ガラスを温めるので、湿気が冷やされない特徴をもってます。
ここまで説明してきた中では一番効果があります。
結露を毎日のように拭く作業が大変、小さい子供がいるからカビを発生させたくない家庭はこれを使うといいでしょう。
その変わりヒーター自体が高価であり、使用している時間は電気代もかかります。どの程度使用するのか?どこの窓に使用するの?など具体的に考えて買うように!
「森永エンジニアリング(株) ウインドーラジエーター W/R-1500 」
値段は高いが、効果が一番あるヒーター。
窓下に置き電源を入れるだけ!窓からの冷気をシャットアウトして体感温度が2度アップします。
「デロンギ パネルヒーター コンベクターヒーター 」
あのデロンギの商品です。
PTCセラミックヒーターにより、表面温度が高くなり過ぎない安全に配慮した設計されています。
もちろん窓の冷気をシャットアウトしてくれるので、結露だけでなく、部屋も暖める効果があります。
結露防止のためのヒーター自作
ヒーターの自作はやめた方がいいです!
ヒーターに関しては、熱を発する器具です。故障により火災の危険もあるので、メーカーが出している既存品を購入するほうが良いでしょう。
窓の結露防止の方法のおすすめは?
価格で選ぶなら「スプレー」
効果で選ぶなら「ヒーター」
そもそも窓の性能が低い家は結露しやすい環境になってしまいます。
その性能を補おうと思うと、どうしてもシートやプチプチでは難しいです。
ヒーターであれば窓自体を暖めるため、結露しにくい環境にしてくれます。
ただし、ヒーターを全室に設置しようと思うと莫大な金額が発生してしまいます。
価格で選ぶ場合は、スプレーでシーズン中に何回も窓に噴射することがいいですね。
結露防止のまとめ
以上になります。
数千円で結露とカビと無縁の生活ができます。
ぜひ参考に!!