おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。
はじめに
季節は秋になり、しっかり日射取得ができる時期になってきました。
最高気温も20℃前後と、とても気持ちがいい季節です。
しかし、10月後半になり、朝・晩は冷えてきましたね…
特に朝は最低気温が10℃近くであり、コートを着てしまうほどの温度ですね。
10月の平年の最低気温が14.2℃なので、4℃も平年より低くなった日もありました。
こんだけ寒かったら、冬本番はどんなことになるのかと思っていたところ、今年の冬は「暖冬」らしいですね!!!
2018年2月、広島の最低気温は-4℃でした…もうあんな寒いのは味わいたくありません。
夏場の様子↓
冬場の結露の様子↓
サーモスⅡ-Hの後悔↓
サーモスII-Hのあれこれ
ヨシロー宅のサッシは、LIXILの「サーモスⅡ-H アルゴンガス入り」を採用しています。
(画像引用 LIXIL)
メーカーのZEH仕様がアルミ樹脂複合サッシであり、樹脂サッシにするとオプションになります。。
金額UPを嫌ったこと、サーモスⅡ-Hのフレームは細く、ガラス面が広いことで見た目的にいいかなと思い採用しています。
しかし、みなさん周知の事実と思いますが、サーモスⅡ-Hをはじめとするアルミ樹脂複合サッシは熱還流率がとても悪いです。
驚くことなかれ、省エネ建材等級で縦滑り窓が3つ星になります!!!
つまり2.33W/m²・Kよりも下回っているということです。
掃き出し窓やFIX窓は4つ星になりますが、4つ星レベルの最低レベルになります。
冬場になると、窓から熱が逃げていくことを考えれば、予算に余裕がある方は樹脂サッシにグレードアップすることをおススメします。
僕のようにある程度納得して選択した方、予算の関係で選択をすることになった方に向けて、サーモスⅡ-Hでどれぐらい部屋の状況が変化するのか記事にしていきたいと思います。
サーモスII-Hで家は暖まるのか?
朝から快晴になると予報があり、サーモスⅡ-Hの日射取得で部屋がどれぐらい暖まるのか実験!!
<ヨシロー宅の性能>
Ua値 0.56(heat20 G1レベル)
サーモスⅡ-H アルゴンガス入り
Low-E 遮熱高断熱タイプ
軒がほとんど出ていないため、遮熱タイプとしましたが
性能 | 遮熱高断熱 | 高断熱 |
遮熱性(日射侵入率) | 49% | 40% |
断熱性(熱還流率) | 1.4W/m²・K | 1.4W/m²・K |
UVカット(紫外線) | 82% | 82% |
遮熱だから遮熱性が高いと思いきや、そんなに断熱と変わらないんですよね。
これを見るといかにサッシ部分で性能を落としているか分かります。
<気温>
最高気温23℃、最低気温10.6℃
<実験時間>
AM6:00~PM9:00
温湿度計をAM6:00にリセットして行っています。
<場所>
1階リビング
<実験の様子>
正午ごろです!!!しっかり日射取得しています。
<結果>
右下の温度がその日の最高室温です。
朝から室温が+3.2℃になっていました!!!2階の温度は+4℃でした。
ヨシロー宅では、秋の日射取得により3~4℃は室温を上げれることが分かりました。
もちろん今は朝から晩まで無暖房で過ごしています。暖房をONにするのはまだ先のようですね!
ちなみに最高気温が高くなったものの、日射取得によるオーバーヒートも起こっていません。
オーバーヒートとは…窓から熱が多く入り、断熱性能が高いため、熱が逃げない状況となり、暖かいを通り越して暑くなることです。
ヨシロー宅の場合、遮熱タイプのLow-Eにしているのも影響しているかもしれませんね。
個人的には23~24℃が快適に過ごせるのでありがたいです。
夏場の日射遮蔽ができている場合、南面窓のLow-Eは遮熱タイプよりも断熱タイプが推奨されています。
YouTubeでも詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
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おわりに
あくまでもヨシロー宅の場合です。家の形、方角、窓の数、大きさなどで数値は変化してくると思います。
サーモスⅡ-Hに関しては、性能面では低性能レベルになってきています。
でも工夫次第で、少しでも低性能なりにうまく付き合っていけるのではないかと考えています。
サーモスⅡ-Hでも快適な暮らしができています。これもZEH住宅のおかげだと思っています。