低性能な窓で家は暑くなってしまうのか?室温を調べてみた

おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。

 

2019年5月は最低気温と最高気温の差が大きくなっていますね。

特に最高気温は7月上旬並みの気温になることもあり、例年よりも暑い5月になっています。

 

このような暑い日にヨシロー宅の室温はどれぐらい上がっているのかを検証してみたいと思います。

 

我が家の窓はサーモスII-H

 

ヨシロー宅の窓は、LIXILの「サーモスⅡ-H アルゴンガス入り」を採用しています。

(画像引用 LIXIL

メーカーのZEH仕様がアルミ樹脂複合サッシであり、樹脂サッシにするとオプションになりました。

金額UPを嫌ったこと、サーモスⅡ-Hのフレームは細く、ガラス面が広いことで見た目的にいいかなと思い採用しています。

 

しかし、みなさん周知の事実と思いますが、サーモスⅡ-Hをはじめとするアルミ樹脂複合サッシは熱還流率がとても悪いです!!

驚くことなかれ、省エネ建材等級で縦滑り窓が3つ星になります!!!

 

つまり2.33W/m²・Kよりも下回っているということです。

 

掃き出し窓やFIX窓は4つ星になりますが、4つ星レベルの最低レベルになります。

[word_balloon id=”5″ position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”false” box_center=”false”]いわゆる低性能窓です[/word_balloon]

 

これまでサーモスⅡ-Hでどれぐらい部屋の状況が変化するのか記事にしてきました。

 

この記事を読んでアルミ樹脂複合サッシを選択するかどうか判断してもらえたらと思います。

 

 

サーモスII-Hで家は暑くなってしまうのか?

 

<ヨシロー宅の性能>

Ua値 0.56(heat20 G1レベル)

サーモスⅡ-H アルゴンガス入り

Low-E 遮熱高断熱タイプ

 

ちなみに遮熱と高断熱タイプの違いはこちらでも説明しているので、ご参照ください!

 

<気温>

最高気温29℃

最低気温15℃

 

<場所>

1階リビング

 

<実験の内容>

AM7時から9時までは窓を開けて涼しい風を取り込んでおき、その後窓を閉めて日中の室温上昇を確認します!

 

<結果>

室温は24.2℃までしか上昇しませんでした。

もちろん朝から晩まで冷房なしで過ごしています。

屋外では陽の当たるところにいると汗ばむ陽気ですが、家の中に入るとヒンヤリします。

 

最高気温が高くなったものの、日射取得によるオーバーヒートも起こっていません。

 

・オーバーヒートとは窓から熱が多く入り、断熱性能が高いため、熱が逃げない状況となり、暖かいを通り越して暑くなることです。

 

ヨシロー宅の場合、遮熱タイプのLow-Eにしているのも影響しているかもしれませんね。

夏場の日射遮蔽ができている場合、南面窓のLow-Eは遮熱タイプよりも断熱タイプが推奨されています。

 

結論

 

サーモスII-Hという低性能窓でも最高気温が30℃前後であれば室温が高くなりすぎず、冷房を使わなくても快適に過ごせました。

 

我が家の場合、軒が短く日射遮蔽が十分ではありません。

ただし、真南向きの土地ですので日中の太陽の高度が高い時には軒が短くてもある程度日射遮蔽できているんです!

 

ちなみに30.7℃を記録した時でも室温は26.2℃でした。

この時は最低気温が17.5℃だったので室温もそれに合わせて高くなったと思われます。

26.2℃でもヒンヤリしていて冷房なしで過ごせました。

 

調理やテレビなどをつけて過ごしていると熱がこもってしまい暑さを感じます。

そのため、夕方以降は暑さに応じて窓を開けるなどの工夫が必要です。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
おすすめの記事