おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。
玄関の間取りの続きになります。
今回は玄関ホールの紹介です。
玄関、玄関ホールは来客の方が一番目につく場所であり、アプローチから、ニッチまで考えていきました。(アプローチは行き当たりばったりです)
玄関アプローチの記事は→こちら
玄関・SICの記事は→こちら
玄関ニッチの記事は→こちら
さて皆さんの家の玄関ホールはどんな感じですか?
廊下部分がもったないからスペースは出来るだけ少なく?
入った瞬間に強調したいため、鹿の頭を飾っている?
百人いれば、百通りの玄関になり、施主さんの好みが現れやすいですよね!!
玄関ホールって広ければ、圧迫感がなくなります。
どうしても廊下はドア、壁に囲まれているため圧迫感を感じやすいです。
でも実際そんなに広いホールって必要ですかね!?
ヨシロー宅でも当初のプランでは見栄を張ってホール部分を広くとっていました。
しかし、このスペースはもったいないんじゃないか?となり減坪対象になっています。
しかし、玄関入って
「狭いな!!!」
という印象を与えたくなかったため、いくつか工夫をしています。
まずはヨシロー宅の玄関ホールを見てください。
さてどんなところを工夫したんでしょうかね???
壁、建具は明るめの色
壁の色、建具の色を明るめにし、視覚的に広く見せようと思いました。
そのために白色を選択!
幅木も白を選択しています。
また、リビングのドアを型ガラスに、玄関ドアをガラスが入ったタイプにして、日中廊下が暗くならないように工夫しています。
暗い色は狭く、明るい色は広く見える!
基本に忠実にしました。
ドアを閉めきっていますが、圧迫感は特に感じません。
ちなみに建具はwood one(ウッドワン)の「ソフトアートシリーズ」を採用しました。
表面の手触り感も木を触っている感じがしており、木目を再現されている為、とても良い商品だと思います。
床までも白にすれば良かったんでしょうが、ブラックチェリーは譲れません!笑
床材もwood oneの複合フローリング「コンビットグラードシリーズ アドバンス101」を採用しています。(2018年3月末で生産を終了しています)
高機能・高性能の耐傷ウレタン塗装によりメンテナンスを簡単に、銘木の美しさを長く保つための機能を実現しています。
へこみに強い基材を使用しており、落し物などによるへこみ傷がつきにくくなっています。
汚れも拭き取りやすく、染みつくと取れにくい汚れも、サッと拭き取り可能。高性能のパフォーマンスで快適生活を実現できるとのことです。
ブラックチェリーは、使うほどに木肌が褐色を帯びていく味わいが特長。経年美化を楽しむ素材となっています。
実際経年で色が変化してきており、良い感じです(^^)
視線の抜けをつくる
目の前のドアまで一直線であり、空間に奥行きを感じます。
これは「視線の抜け」と呼ぶみたいで、一本廊下であれば脳が広いと勘違いをするそうです。
もし、廊下の幅が広く設けれない場合、奥行きを作ってあげることで、広いと錯覚させることができるかもしれません!!
おわりに
ヨシロー宅は南玄関で、北側には洗面室を設けています。
洗面室のドアは脱衣の関係で、ガラス入りにしていません。
よって採光は期待できません。
どうしても物理的に広くしないと玄関ホールは狭く感じやすくなります。
しかし、建具の色、視線の抜けやリビングドアのガラス面を広くすることで採光を確保し、昼間でも明るく、そして広く見せることができたのではないかと思います。
ちなみに、ホールの内法寸法は狭い場所でも110cmは確保しており、尺モジュールで建てられた在来工法の内法寸法の78cmを大きく上回っています。
これは、全幅57cmの介助用車いすが入っても余裕で通ることが出来ます。
介助する人、される人にも安心のバリアフリー仕様です!