おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。
はじめに
みなさん健康診断をきちんとしていますか??
年齢が若いうちは血液検査やレントゲンぐらいなので、病気が見つかることはほとんどないですよね。
より詳細な検査をすると病気が発見されることがあります!
僕は…
「胃の中にピロリ菌がいたんです」
本日はこのピロリ菌の発見された経緯と、治療方法を紹介します!!
お腹が痛くて検査する
20代前半からみぞおちあたりがキリキリ痛いことがありました。痛いときには気持ち悪くなるぐらいの時もあったんです!
痛みもひどかったため、嫁のヨシコに話して検査することにしました。
みぞおちの内臓って胃なんです。胃を検査する時には「胃カメラ」で行うんですよね。
胃カメラの方法
胃カメラ、正式には胃内視鏡検査は大人の小指ほど太さのスコープを口から挿入して、食道、胃、十二指腸を観察します。
先端に内蔵されているCCD(ビデオカメラ)で、画像をモニタで観察し、同時に写真を撮ります。
胃カメラの麻酔の方法は2つあります。
①鎮静剤による麻酔
②喉に局所的な麻酔
①鎮静剤による麻酔
カメラが喉を通過する時に出現する「嘔吐反射」を和らげます。
また、傾眠傾向となるため、苦痛を感じにくくなります。
眠っている間に検査が終わった!ってよく聞きますよね。
この麻酔のデメリットは、検査終了後に倦怠感や数時間まともに動けないことですね。
②喉に局所的な麻酔
喉にスプレーなどを噴射して、麻酔をかけます。
簡単な麻酔方法なので、検査終了後に倦怠感などは出現しません。
この麻酔のデメリットは、嘔吐反射がかなり出ます。
ヨシローが選択した麻酔方法
僕は初めての経験だったため、鎮静剤による麻酔を選んでも良かったんですが…
どれぐらいしんどいのか体験してみたくなりました!!
そこで喉に局所的な麻酔を選択しました。
実際体験してみて…
胃カメラ経験者は分かると思いますが、オエッとなる感覚はトラウマものです。
特に20、30代は反射が強く出現するため、鎮静剤による麻酔を選択するのが良いですよ。
10~15分程度で検査は終了。めちゃくちゃ長く感じました…
検査結果
検査結果で痛みの原因は「十二指腸潰瘍」でした。
それも何回も治っては、また出現するを繰り返し、潰瘍周囲は変形していたんです。
原因は「ピロリ菌」と判明。
ピロリ菌とは
胃の表層を覆う粘液の中に住みつく菌で、感染したまま放置しておくと慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍潰瘍、胃がんなどが引き起こされることがあります。
日本では中高年に多く、若年層では近年減少傾向にあります。
ピロリ菌は1~2週間の治療で除菌することが可能です。
ピロリ菌感染と胃がん発症の因果関係が報告されています。日本において胃がんは患者数が多いがんです。胃がんを予防するという意味でもピロリ菌除菌の有用性が示されています。
かなり厄介な菌です。幼少期の井戸水の摂取、親がかみ砕いた食物の摂取などが感染ルートとされています。胃がんのリスクや、今後潰瘍による痛み消失のために、除菌したほうがいいです。
治療方法
現在抗生物質による1次除菌を実施しています。(1日2回、1週間服用)
飲酒により除菌率が低下しますので、禁酒してください!!
1次除菌で除菌が確認できない場合は、2次除菌にてさらに強い薬を服用する必要があります。
3次除菌からは保険適用外となるため、最悪2次除菌までに完了したいところですね。
まとめ
①胃の辺りが痛い場合は潰瘍ができている可能性がある
②ピロリ菌によって潰瘍は引き起こされる
③ピロリ菌は胃がんの原因になっているので、除菌が必要
④胃カメラ検査の時は鎮静剤による麻酔がおススメ
もしかしたら!と思われる方は診察を受けてみてはいかがでしょうか?
僕自身、家族のためにがんのリスクを減らし、まだまだ働きたいと思います。