おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。
はじめに
家づくりをする時に断熱とともに注意が必要なのは
「耐震性」
です!
今回はこの耐震に対して意識が高い県、低い県が発表されたので、記事にしたいと思います。
耐震等級とは?
耐震等級は1~3に分けられてい耐震等級3が最高等級です。
耐震等級の目安とされている基準については以下となります。
(画像引用元 https://machipo.jp/bousai/column/26481)
建築基準法に制定されている建物とは、「想定される地震」と「被害」を次のように見ています。
① 数百年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度6強から震度7程度)地震に対して、倒壊・崩壊しない。
② 数十年に一度発生する(住宅の密集する都市で震度5強程度)地震に対して、損傷しない。
今の建築基準法通りに建てると、地震が生じても家が倒壊する可能性は低いです。
しかし、震度7程度の地震がくると「損傷」する可能性はあると言えます。
あくまで目安と思って貰えたらと思います。
耐震等級1にするために、2階建ての住宅の場合は法律で定められた
簡易な検討方法で検討すれば良いことになっています。
一方、耐震等級2や3の場合は、例え2階建てでも「構造計算」もしくは、簡易な検討以上の検討が必要になります。
耐震に対して意識が高い県、低い県
木造耐震設計事業などを手掛けるエヌ・シー・エヌ(東京都港区)は3月15日、全国2889名を対象に実施した“耐震に関する全国意識調査”の結果を発表した。
都道府県別の回答率をスコア化し、各設問のスコアを合計した「耐震県」の総合ランキングでは、2位以下に「岩手」、「兵庫」、「宮城」、「青森」と東日本大震災や阪神淡路大震災の被災地域がランクインするなか、関東の「神奈川」が耐震の認知・理解などを示す「住宅の耐震意識」や「地震への備え」で高いスコアを記録し「耐震県」総合1位となった。
下位県は45位「京都」、46位「島根」、47位「広島」だった。
はい見事に我が県である広島県が最下位を獲得しましたね。
ヒートショック予備軍が多い県ワースト5位以内に入っていましたし、ワーストで選ばれることが多い県ですね…
https://yoshiro-ie.com/2019/02/08/1分で分かるヒートショック予備軍!/
もう少しイイところで選ばれてほしいですね…
自分の家の耐震性能って分かりますか?
「現在の住まいが耐震性能(耐震等級1以上)を備えているか」という設問では、全体で「はい」が28.9%、「いいえ」が37.3%、「わからない」が33.8%となった。
「はい」と回答した割合の高い都道府県は、総合ランキングでも上位の「兵庫」(46.8%)、「神奈川」(46.0%)、「宮城」(44.4%)だった。
「実際に住宅建築や購入の際、耐震性能を高めるためにいくら位の費用を掛けられると思うか」との設問では、最も高い選択肢の「201万円以上」が7.2%だった。
「201万円以上」を選んだ割合が高かった都道府県は、「千葉」(17.5%)、「大阪」(13.5%)、「東京」「福岡」(ともに12.9%)の順だった。
「地震に備えて行っていること、または行おうと具体的に思っていることはあるか」との設問では、「日常品・非常持ち出し品の用意」が63.2%で最多、次いで「家具などの転倒防止策」(43.2%)、「避難所の確認」(41.2%)となった。
「耐震性の確認」や「住まいの耐震化」については、それぞれ19.0%、9.1%にとどまった。
(出典 https://www.s-housing.jp/archives/160379)
おわりに
広島県は大きい地震がなく、耐震に対してのみんなの知識が乏しい、興味がない人が多いと思います。
また広島県は大きい地震が発生しにくいと営業に言われて、耐震性を下げる方もいると聞いたことがあります。
全く根拠のない話ですね…
ちなみに…
我が家は耐震等級2であり、最高等級ではありません。
家の間取りなど総合的に考慮して、耐震等級3は諦めています。
耐震等級1と2ではかなり差があるため、最低でも耐震等級2以上にはしてほしいです。
耐震等級3が確保できるのであれば、そこまで家の性能をあげるべきです!!
木造の場合は耐力壁がかなり重要になります。つまり壁面積が少ない間取りにしないことが重要になります。
みなさんも注意して建ててくださいね!!