高齢者に仕送りを35万円している事実!

おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。

 

天引きされている税金の行方

給料明細を見ると税金を天引きされていますよね。

社会保険、健康保険、住民税、所得税…

これらが何のための税金で、何に使われているか知っていますか?

税金に関する記事はこちら↓

 

ヨシロー
何に使われているかよく分からん!
こんな感じで天引きされていても実際は何に使われているか知らない人が多いと思います。
年金でいえば、現役世代の税金で高齢者の年金を払っているんです。
では高齢者の医療費は誰が払っているんでしょうか?
結論から言うと…
僕たち現役世代が払っているんです!!
高齢者一人あたりにどれぐらい払っているかというと…
一人当たりに対しておよそ35万円支払っているんです。
つまり高齢者に35万円仕送りしているのと同じなんです。

ヨシロー
どうしてこんなことになるの?
この仕組みについて解説します。

日本は国民皆保険なんです

日本の公的医療保険制度は、国民だけでなく日本に住所を置く外国人も全員加入する「国民皆保険」です。

「入る、入らない」を自分で決めることはできないのが特徴。

強制加入ですね。

 

僕たちが病院の診察を受けたときに「自己負担」がどれぐらいか知っていますか?

現役世代でいうと3割負担なんです!!

 

1000円の診察代であれば、300円のみ自己負担なんです。あとの700円は税金から支払われます。

毎月初めや、初回診療の時に保険証を出しますよね?これで保険適用になるため自己負担額が減らすことができるんです。

みんなが平等に医療を受ける権利をもっているため、税金によって自己負担を減らす制度なんですよね。

 

後期高齢者になるとどうなると思いますか?

後期高齢者とは75歳以上の高齢者のことを指しています。75歳を迎えると自動的に後期高齢者扱いになるんですよね。

 

自己負担はなんと1割なんです!!

 

ヨシロー
めちゃくちゃ少ない
1000円の診察代であれば、わずか100円しか支払わなくていいんです!!!

高齢者の医療費は現役世代が支払っている

診察代の残りについては

・半分が税金

・1割を後期高齢者の人たちが納めている保険料

残りの4割は現役世代が負担

 

高齢者の医療費は現役世代が負担している事実!!

なんとなく知っていても割合をみると驚きですよね。

 

現役世代は1人の後期高齢者に対して毎年約35万円を「仕送り」していることになるんです。

 

現役世代は自覚がない

これって高齢者の自己負担額を増やせば良い話ですよね。

 

「高齢者はお金がないんだから仕方ないよ」

 

っていう人がいます。

 

でも現役世代は終身雇用が崩れて安定して給料をもらえない可能性があります。

税金も上がっていますし、少ない給料の中で将来的に年金ももらえない可能性だってあります。

 

こんな状況の中で高齢者1人あたりに35万円も「仕送り」しているのはおかしいですよね。

 

そして困ったことに現役世代の自覚がないことが問題です。

天引きされているから仕方ない…

程度で考えている人が多いんです。

 

健康保険料は会社員でいうと年間平均は10万円支払っています。病院に行っていないのに月1万円程度支払っている人もいるんですよ。

 

ヨシロー
子育て世帯はしんどいよね

 

これを見ると高齢者の自己負担を増やしてほしいですよね。



高齢者はお金を持っている

金融広報中央委員会が調査したデータによると、高齢者の平均貯蓄額は1780万円らしいんです。

(出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査] )

 

高齢者は現役世代よりもお金を持っています。

なぜこの世代に税金という名の仕送りをしないといけないのでしょうか…

 

まとめ

 

・税金によって高齢者の1人あたりに対して35万円「仕送り」している

・現役世代は税金のことをもっと学ぼう

・高齢者はお金をもっているので医療費における自己負担額を増やすべき

 

子育て世帯としては子供の学費、自分たちの老後を考えると少しでも税金の負担が減ることを願っています。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
おすすめの記事