産まれてすぐ集中治療室へ

おはようございます、こんにちは、こんばんは!ヨシローです。

 

前回の続きです。

長女が低出生体重児で産まれました。でも無事に産まれて良かったと思ったのも束の間、小児科の先生から衝撃の一言を言われます。

 

医者「これからNICUに移ってもらいます」

 

産まれてすぐ集中治療室へ

 

医者「低血糖です。このままでは脳に障害がでる可能性あります。これからNICUに移ってもらいます」

 

NICUとは新生児集中治療室のことです。生命の危険があると判断された場合などは、一般病棟ではなく、NICUにて集中的に治療を受けます。

 

僕と妻は頭が真っ白になりました。

え?産まれてすぐ集中治療室?脳に障害が残るかも?

 

当時僕はかなり動揺してましたが、妻が一番動揺しているはずなので、必死に妻を励ましました。

 

きっと大丈夫だよ!

こんな言葉しかかけれません。僕もどうしたらいいか分かりませんでした。

 

NICUの中で

 

NICUに入れるのは基本赤ちゃんの両親だけです。

祖父母に関しては窓越しに会うことはできますが、抱っこすることはできません。

こんな小さな赤ちゃんの鼻や手に管が入れられ、本当に辛かったです。そして、自分自身では何もできない無力感がありました。

職場の上司に事情を説明して、妻が退院するまでは休みをもらうことにしました。

それから毎日NICUに行って、抱っこしながら「頑張れー」って話しかけました。

テレビでよく見る光景だな…なんて思ったりしました。こういう時にまさか自分の子供が!?って思うんですよね。

 

ミルクを飲んで、点滴をして、子供の生きようとする力を信じるしかありませんでした。

 

そして

 

妻の退院予定日の前日にNICUから一般病棟に移ることができました!!

血糖も安定して、もう大丈夫だろうということでした。

 

そして現在…長女は1歳を迎えてスクスク育っています。特に今のところ目立った障害などはありません。

元気な姿は当たり前ではないということをNICUの中で見てきました。

本当に今こうして元気でいてくれることは、当時尽力していただいた、病院スタッフのおかげだと思っています。感謝しかありません。

 

次女も生まれて育児も大変ですが、今一度この出来事を思い出して、子ども達を大切にしていきたいですね。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
おすすめの記事